GalaxyNGのインストール

GalaxyNGを利用すると、オンプレミス環境に以下の機能をもつAutomation Hubを構築することができる。 Community Galaxyが提供しているAnsibleのRoleやCollectionsのリポジトリ機能 Quayのようなコンテナレジストリサイトが提供する、Execution Environmentの…

[macOS] minikubeのインストールとAWXのデプロイ

macOSのDocker Desktopを利用してminikubeを起動し、その上のawx-operatorを利用してAWXをデプロイする手順の備忘録。 環境 HW: MacBook Pro(14"/2021) CPU: Apple M1 Max MEM: 32GB OS: macOS Monterey 12.2.1 Docker: Docker Desktop 4.6.1 (76265) Kubern…

Solaris11.4にPython3.9をインストールする

Ansible Collectionsのメンテナをやっていると、Solarisの面倒も見なければならないことがある。 現時点でのAnsibleのdevelブランチは、Python3.8以降のみをサポートしているが、どうもSolaris11では、公式に提供されているパッケージがないように見える。 …

ローカルストレージをKubernetesのPersistent Volumeとして追加する

AWXのように、Persistent Volumeを必要だったり、あったほうが都合が良いサービスを検証するために、Persistent Volumeをローカルストレージで提供する設定のメモ。 環境 HW: MacBook Pro(14"/2021) CPU: Apple M1 Max MEM: 32GB OS: macOS Monterey 12.1 Do…

Docker DesktopでKubernetesを起動する

試しては忘れ、試しては忘れするmacOSのDocker DesktopでKubernetesを利用ための準備をメモしておく。 環境 HW: MacBook Pro(14"/2021) CPU: Apple M1 Max MEM: 32GB OS: macOS Monterey 12.1 Docker Desktop 4.4.2 (73305) Docker DesktopでKubernetesを有…

Custom Execution Environmentを作成する

Ansible Builderを利用して、任意のZバージョン(X.Y.Z)のAnsible Coreを含むExecution Environmentイメージを作成する方法をメモしておく。 環境 Execution Environmentを、Fedora35の上でpodmanを利用してビルドする: $ sudo lsb_release -a LSB Version: :…

git-secretsを利用したAWSキーの漏洩対策

git-secretsを利用して、AWSのアクセス/シークレットキーを、意図せずGitリポジトリに公開しないよう対策する。既に多くの利用例が紹介されているが、備忘録としてインストールと利用方法をメモしておく。 git-secretsのインストール macOS Homebrewを利用し…

[macOS] AWS CLIのインストール

AWS CLIをmacOS 12.1にインストールする手順を備忘録として残しておく。 環境 HW: MacBook Pro(14"/2021) CPU: Apple M1 Max MEM: 32GB OS: macOS Monterey 12.1 AWS CLIのインストール AWS公式サイトのインストール手順にしたがってAWS CLIをインストールす…

[macOS] Terraformのインストール

TerraformをmacOS 12.1にインストールする手順を備忘録として書き留めておく。 環境 HW: MacBook Pro(14"/2021) CPU: Apple M1 Max MEM: 32GB OS: macOS Monterey 12.1 Terraformのインストール Download Terraformにしたがって、Homebrewのtapを登録してイ…

はじめてのAnsibleのモジュール開発

はじめに Ansibleのモジュールは、ansibleコマンドやansible-playbookコマンドから利用されるスクリプトです。 モジュールは、引数を受け取り、何らかの処理を実行した後に、標準出力にJSON形式で実行結果を出力します。 +---------+ +----------------+ | a…

OpenStackとAnsible Towerでメリークリスマス

OpenStackとAnsible Towerでメリークリスマス みなさんメリークリスマス。 この記事は、OpenStack Advent Calendar 2016の25日目の記事です。 OpenStack Advent Calendar 2016 最終日の今日は、OpenStack管理下にインスタンスを作成する際に、Ansible Tower…

cryptographyをpipインストールする際の fatal error: 'openssl/opensslv.h' file not found 対策メモ

OSX環境(10.11.6 Beta(15G12a))で、cryptographyをpipでインストールしようとした際に遭遇したエラーに対する対策メモ。 いまおもえばpastebinにでも貼っておいたほうがよかった。 問題 brewでインストールしたOpenSSLのヘッダファイル(opensslv.h)を見つけ…

きょうのdevstack用local.conf - 2016.5.13時点でのmaster向け

Environment VMware FusionのGuestOSにUbuntu16.04をインストールし、その上にdevstackでOpenStack開発環境を構築する。 GuestOS: ubuntu 16.04lts VMware Fusion 8.1.1 SPEC: vCPU x 2 / MEM 8GB / HDD 100GB / Network VMNET12,13 注意)GuestOSのメモリは…

OpenStackとAnsibleと私

OpenStack Advent Calendar 2015とAnsible Advent Calendar 2015の12月25日の記事です。 沖縄でハンズオンをやってきました 12/14-18で開催されたOkinawa Open Days 2015で、OpenStackとAnsibleとDockerを組み合わせたハンズオンセミナーをやってきました。 …

OpenStack管理下にあるVMのNIC間でip_forwardを行う

構成 以下のような構成を想定して、vm0のeth1とeth2の間でルータのようにIPフォワードをさせたい場合に必要となる設定メモ。 ちょっと事情があってserverXのDefaultGatewayを10.0.1.1にserverYのDefaultGatewayを10.0.2.1に向けて、相互に通信させたかったの…

Ansibleの Developing Modules を和訳してみた

ちょっと訳があって、Ansibleのモジュール開発方法を解説している Developing Modules を和訳してみた。だいたいあってると思うんだけど、意図を計りかねるところもあったので、想像しながら意訳してみた。それほど外れてないと思う。 Developing Modules An…

Vagrantで作成した仮想マシンのディスクを後から拡張する方法メモ - CentOS7編

参考にした手順 こちら https://gist.github.com/christopher-hopper/9755310 に記載されている手順が参考になった。ただし、今回利用したCentOS7のvagrant boxのイメージでは、ファイルシステムがCentOS7のデフォルトであるxfsとなっているため、最後のファ…

devstackを利用したOpenStackの構築 - CentOS7版

CentOS 7にdevstackでOpenStackをインストールしてみたので、手順をメモしておく。 構成 VMware Fusionの上に以下のスペックの仮想マシンを作成する。 VMware Fusion Professional 7.1.1 (2498930) cpu: 1 mem: 4096MB hdd: 30GB nic0: vmnet10,192.168.100.…

JenkinsとGerritの連携させてCIっぽい仕組みを作る

CI環境 OpenStackのようなCI/CD環境を自前で作りたいと思っていろいろ調べてみたので備忘録として残しておく。使うプロダクトはGerritとJenkinsと、そのバックエンドのMariaDBの3つ。GerritとJenkinsは、ともにJavaVMの上で稼働させる。 Gerrit - ソースコ…

クリスマスの夜はOpenStackをPythonワンライナーでキメる(第1夜)

みなさんめりーくりすます! この記事は、OpenStack Advent Calendar 2014の12/25の記事です。 日本OpenStackユーザ会のAdvent Calendarでは、第1回からクリスマス(またはイヴ)の夜はOpenStackをワンライナーで操作するという伝統芸をお送りしています。 2014…

OpenStack & Ansible Advent Calendar 2014 12-24

OpenStack & Ansible Advent Calendar 2014 12-24 これは、OpenStack (2枚目) Advent Calendar 2014 と Ansible Advent Calendar 2014 の24日目(クリスマスイヴ!!)の記事です。 OpenStackとAnsibleの、12/24という割と重要な日を同時に担当してしまったので…

Eucalyptus Advent Calendar 2014 12-20(昼の部+夜の部)

Eucalyptus Advent Calendar 2014(昼の部) 普段は赤いStackに属している、しがないPythonistaの僕ですが、なぜか異様に盛り上がっているEucalyptus Advent Calendar 2014の12/20を担当することになりました。 いま、土曜日のオフィスでこの記事を書いていま…

ANSIBLE_KEEP_REMOTE_FILESをTrueにしてみよう!

Ansible Meetup in Tokyo 2014.09 (2014/09/22 19:00〜) Ansible Meetup in Tokyo 2014.09 - connpassのLT用にANSIBLE_KEEP_REMOTE_FILESをTrueにする話を書いた。 http://www.slideshare.net/h-saito/ansible-meetup-in-tokyo-201409

Cinderで管理しているVolumeが削除できない(RDO版 python-cinder-2014.1-2.el7.noarch)

ボリュームが消せない... cinderコマンドやhorizonからボリュームを削除しようとするとerror_deletingのまま削除できない現象に当たったので調べてみた。 エラーメッセージ(/var/log/cinder/volume.log) cinderのボリュームノードでは以下のログが出力されて…

超訳: Heat Orchestration Template (HOT) Guide

Heatがさっぱりわからなかったので、ひとまずテンプレートガイドを読んでみたついでに和訳してみました(オリジナルはこちら)。 Heat Orchestration Template (HOT) Guide 原文 HOT is a new template format meant to replace the Heat CloudFormation-compa…

OpenStack Dashboard(Horizon)で操作可能な機能を図にしてみた

Horizonで操作できる機能 単純にHorizonの機能を図にしてみたらこうなった(Icehouse版)。 ユーザビリティ確保のために重複している機能はあるけれど、全体的な機能提供ポリシーのようなものは、この図からも伺えます。あるレベルまでは、それぞれのカテゴリ…

pudbを利用したPythonスクリプトのデバッグ

pudbについて Pythonのデバッガといえば、謹製のpdbが第一候補にあげられます。 〜 pdbの機能 本家サイト(http://docs.python.jp/2/library/pdb.html) から引用 〜 「 (条件付き)ブレークポイントの設定やソース行レベルでのシングルステップ実行、スタック…

Neutron Network Nodeの外側NICではgroをoffにする

仮想マシンインスタンスと外部の通信(ftp受信)でスループットが低い 通信経路 instance-A ---> hypervisor ---> network node ---> router -(internet)-> ftp.iij.ad.jp スループットがやたらと低い テストで仮想マシンインスタンス(instance-A)からftp.iij.…

ubuntu12.04にpipでlxmlをインストールする

わすれないようにメモ。 普通にpipでインストールを試みると... xmlversion.hが無いと叱られる... ちなみにdevelというvirtualenv環境で実施しています。 (devel)$ pip install lxml <中略> error: libxml/xmlversion.h: No such file or directory compilat…

RDO & packstac でIcehouse2を試す

社内セミナー用にHavanaのときに書いたQuickStartのスライドをIcehouseベータ版にあわせて更新してみた。 http://www.slideshare.net/h-saito/openstack-quickstart-icehouse 一応ちゃんと動いてる。Ceilometerが使うmongodbのあたりがうまく動作しないので…